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目が覚めると、
いつもちょうどご飯が炊き上がって、
よくできたメイドの仕業か知らないけど、
今日着る服が枕元に用意されている。
"引き継ぎメモ"を確認してから、
顔を洗いに洗面所...は無いのでキッチンのシンクで顔を洗う。
よし、頭は動いてるな。
僕は......タカヒロだ。
今日は何をしようかな。課題を片付けようかな。
久しぶりに外側に来たし、遊びに出掛けようかな。
"おい"
「はいっ!ごめんなさい!」
こうた君はとても真面目だと思う。
だって、僕の番なのにわざわざ干渉してくる。
孝大はいつも何も言わずに見てるから、
許してくれてると思うんだけど。
たまに出てきても何も言わずに寝ちゃうから、
孝大はおとなしい子なんだと思う。
"僕たちは孝大の中に住んでるんだから、
孝大に迷惑かけちゃだめだぞ"
「わかってるよ。ぼくらはいつも一緒なんだから」
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