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「あ、あ、」
ぐぐっと強く舌を挿れると、雪平の手が南の頭を掴む。
「待……っ」
もちろん、小さな孔だ。挿入といえるほど入れられるわけもない。だけどしつこく、あきらめきれないように舐める。
「無理、だって……! ぁあ」
声には恐怖が混じるのに、腺液が溢れ出している。そうしてなおも鈴口を弄りながら、袋をやわやわと揉んだ。
「うっ、あ、あ」
南の髪がかき乱される。上目遣いで見ると、雪平が熱に浮かされたように喘いでいる。奇麗で、可愛い。
強く根本から扱くと、雪平の腰が浮く。
「南、出そう……っ」
射精を促すように吸った。
「あぁっ」
口に広がる苦み。飲み下すには、少し勇気がいる。雪平の顔を見ながら少しずつ嚥下してみる。雪平はぼおっとこちらを見ていたが、すぐに目に光を取り戻して、面白そうにこちらを見る。
「ぷっ、顔歪んでる。まずいだろー」
「雪平さん、よく迷いなく飲みますね……」
「はは」
口を漱いでこようかと思ったが、雪平から離れたくなかった。一度出して余裕がある雪平とは違い、南は熱を持て余している。
早く雪平さんに入りたい。
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