「やっぱりな」

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「‥‥‥‥‥ ホントお前ってガキみたいだな ‥‥‥‥‥だけどさ、その気持ち分かるよ。 この飛行機は 殺人を行うために 作られたものじゃない‥‥‥ 殺戮兵器なんかじゃないんだ。 空を自由に飛び回って 人々を笑顔にするために生まれた‥‥‥‥、本当はそういうもののはずなんだよ」 「‥‥‥‥辺見‥‥‥」 「いつかさ 俺とお前でまたこうやって飛行機を作ろうぜ! 俺がさ、パイロットになって飛んでやるよッッ! そんときはお前が俺の専属の整備士だからな、 頼んだぞッッ!!」 「‥‥‥‥‥ああそうなったらいいなぁ‥‥‥‥明日、もし俺たちが生き残ってたらな‥‥‥‥」 「‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥」 「最新の戦闘機相手にこんなおんぼろの模型みたいな飛行機で戦うのかよ特攻隊もいいところだぜ‥‥‥」 「まっ、俺たちらしいっちゃあ、らしいけどな‥‥‥‥‥でも俺が何とかしてやるよ‥‥‥‥」  「ばぁーかお前の腕じゃあ無理だって、無事に敵の基地すら着くもんか」 「はぁ!?いったなぁじゃあ賭けるか?」 「あぁいいぜ何賭けるよ?」 「じゃあ俺は敵を撃破して無事に生還するほうにタバコ1本だ」 「‥‥‥‥ったく相変わらずケチ臭えなぁ、 じゃあ俺は‥‥‥、お前が敵をやっつけずに鳴きながら帰ってくるほうに魚千匹、賭けてやるよ」     
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