「やっぱりな」

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「なんだそりゃ!?まっいいけどさ、その約束、絶対に守れよなッッ!」 「‥‥‥‥お前こそな‥‥馬鹿みたいに死ぬんじゃねーぞ」 「じゃあ、明日な‥‥」 「‥‥‥‥あぁ明日‥‥‥」 ‥‥‥‥翌日、 「それでは作戦を決行す‥‥‥‥」 「た、隊長ッッ!!」 「何だ辺見?」 「俺一人でいかせてください」 「お前一人じゃあ無理だ!絶対に任せられんッッ!!」 「‥‥‥‥そうですか‥‥‥じゃあいわせてもらいます、この作戦で 俺たちが生き残る確率は0.000000001%未満‥‥‥‥‥限りなくゼロに近い数字です‥‥‥‥、 そんなことで 大切な仲間たちを無駄死にさせたくありません」 「辺見、お前は何を言ってるんだッッ! 」 「‥‥‥隊長や‥‥‥‥皆には黙っていましたが僕は人間じゃないんです‥‥‥‥‥Pシリーズ、シルバーモデル‥‥‥‥‥‥、 限りなく本物に近く、精巧に作られたペンギン型のロボットです‥‥‥、 この可愛い見た目に油断して接近を許した相手を暗殺したり、 みんなにはいえないほど‥‥‥‥‥残酷な殺し方をしたこともあります‥‥‥‥血塗られた殺戮兵器なんですッッ!!」 「‥‥‥‥ペンギ‥‥辺見‥‥‥お前‥‥‥」 「だから こんな僕がっ!皆さんの役に立てて最期に散って行けるなんて本望なんですッッ!!     
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