私と裕ちゃんの奇妙な同棲生活

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それで、私の親族はこないのね。 「わかりました。二人は1週間の停学になります。」 「わかりました。家からは1歩も出さないので安心してください。」 「それと裏生徒会は解散で。」 「できるわけないだろ。」 「こんな問題起こして…。 」 「これ握りつぶしてやってもいいぞ。」 裕ちゃんは一枚の写真を見せる。 途端に真っ青になり、震える教師。 写真は、1年女子とラブホから出てくる教師の写真だったのである。 「停学のみで頼むな。」笑いながら教師の肩を叩く裕ちゃん。やはり、この人は恐ろしい…。 「ゆう、あやめちゃん。帰るわよ。」 お母様はそこで、あと二人の存在に気づく。 ガタガタと震える椿と唯ちゃん。 「あんた達が原因のようね。帰ったらゆっくり聞かせてもらうわよ。」といって、お母様と裕ちゃんと私は帰ることになった。
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