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お互いの顔を見て、驚いた。
「お母さん!?」
「どうして日満理が、勇介のところにいるの!?」
お母さんは、家の中に入り靴を脱ぐと、リビングのソファに座った。
「どういう事?どうしてあなたが、ここにいるの!?」
まるで私がここにいる事が、悪い事のように言ってくるお母さん。
「どうしてここにいるのかって、聞いているのよ!!」
お母さんに責められて、体がビクつく。
若い男と家を出て行って、それっきりだったのに。
今更、顔を合わせるなんて。
「お、お母さんこそ、勇介さんとどんな関係なの!?」
私達は、顔を合わせて睨み合った。
「どんな関係ですって?まあ、娘に言うのもなんだけど……」
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