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助けて。誰か助けて
汗に濡れた男の手が肌に吸い付き、痛いくらいに皮膚を摩擦してくる
「かわいい子だな。透き通る肌は輝いているようだ。首筋からミルクのような甘い匂いがする。白く細い手足も美しい。首も片手で掴める。文句のつけようがない上物だ」
分厚い札束を取り出し、家の中に投げ入れた男が嗤う
「あああああ 俺の、 俺の金」
濁った目の色を潤ませ、地を這う昆虫のように手足を動かし、札束に突進する兄と慕っていた人の醜さを嗤ったのだとギユウにも分かった
「広げなさい」
何を?
思ったギユウは痛みにのけぞった。ヒュン、振り上げられた鞭がギユウの肌に打ちつけられてる。悲鳴をあげ、もがくギユウの足首を誰かが掴み
「命令には従え! 試験管のくせに人間様に逆らうな!」
持ち上げた。人という字形に開かれたギユウの脚の間を、息を殺し、じっと見つめていた男たちの息づかいが荒くなっていき
「ほぅら、ご馳走をあげよう」
兄だった人にお金を放った男の肉の棒が
「―――痛 い、 ぁああ・・・・・・アアアッ アッ」
ギユウの脚の間にねじ込まれていく。肉を擦り、痛みを残し、奥へ奥へと沈んだ肉が抜かれてもソコに、別の肉が挿ってきて
「うっ ううっ」
くぐもった嗚咽を漏らすギユウを犯した
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