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「え?でもでもでもぉー。
お兄ちゃんお家ないんでしょ?」
なやがキョトンとした顔で痛いところをついてくる。
「そ…そこはぁー。
なんとかする!
うん!そうしよう。
正直、ニホンって国がわからない以上、しばらくは行くあてもないでしょ?
だから、お兄ちゃんとニホンが見つかるまで…ね?」
なやは、指をくわえながら空を見上げ、唸りだした。
どうやら何か考えている様だ。
「うーん。
早く帰りたいけどぉー。
いいよ!」
「そうか!なら、早速国に帰って復興の準備だ!」
「うん!!
お兄ちゃんのおうち!作るんだ!
楽しみぃー!」
「早速、城の跡地へ行こう。
そこに、お家つくろうな!」
「私!手伝うぅー。」
こうして、なやとユグルトの2人の物語が始まる。
グルグルとグルグルと回りながら…
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