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「ぬおー!!!」
「はぁぁー!!!」
2人で光属性の一撃を食らわせれば一瞬でも魔王を取り巻く闇は消えるかもしれない可能性にかけた。
うまくいけば、シエルの魔法をくらわせられるかもしれない。
「闇よ!消え去れ!!
フォトンブレイク!!!」
「ホーリースライド!」
そして、2人の剣が魔王の闇に届くか否かの所でシエルの炎の魔法が撃ち放たれた。
「フレイムブレイカー!!!」
直径30mはあろう大きさの火球が地を溶かしながら魔王に向かうものの、魔王は微動だにしないどころか余裕のある表情を浮かべている。
なめるなよー!!
そして2人の剣が闇に触れた瞬間…
「ふん!だからどうしたというのだ!
ぬるいわぁー!!!」
「うっ!」
「かはっ!!」
2人がアドラースの気合いだけで吹き飛んだ。
くそっ!実力でもこの差…。
尋常ではない闇のオーラに俺とランディの剣は届く事なく、壁に叩きつけられ、火炎が闇に吸い込まれ消えていく。
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