忘れられないクリスマスを君に。

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体を起こし、本棚の上に飾っている写真を手に取ってベランダに出る。 星と月の輝きで照らされる、朔夜と2人で撮った写真。 この時の私は、全てがキラキラしていた。 心から想う人と一緒にいられる幸せを誰よりも噛みしめていたと思う。 これから毎日幸せが続くって、そう信じていた。 それほど本当に、幸せに満ち溢れていた。 だけどーーーーー もう、終わりにすべきなのかもしれない。
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