忘れられないクリスマスを君に。

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付き合っているのに、住んでいる場所すら把握できてないなんて… ようやく止まった涙が、また零れそうになる。 朔夜の3年間を、私はほとんど知らない。 どうやって生活していたのかも、 どんな人と一緒に仕事しているのかも。 風邪ひいたときはどうしていたのかな? 私以外の人に看病してもらった? ご飯は? それも私以外の人に作ってもらってた? 考えれば考えるほど、心が不安に押しつぶされる。
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