忘れられないクリスマスを君に。

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「いつも恥ずかしいからっつって見せてくれなかったけど…愛海、隠すの下手くそ過ぎてもろ見えてたんだよね」 「うっ、嘘?」 「毎回、同じこと書いてたよな。“朔夜と一生一緒にいられますように”って」 付き合い始めた年からずっと、朔夜に何を書いているかバレないように、必死に絵馬を隠しながら書いていた。 いざ文字にしてみると、言葉で伝えるより恥ずかしくて、見せることなんて出来なかった。
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