忘れられないクリスマスを君に。

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でも、中々言うことが出来なかった。 断られたらこれから先、友達でもいられないと考えたら言葉が喉に詰まった。 瞳に涙が溢れ、頬に伝う。 やっぱり、言えない― 俯きながら、零れる涙をカーディガンの袖で拭く。 『愛海…』 頭上から朔夜の声が聞こえた
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