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他愛無い日々 3
保育園で新しい体操のダンスの練習をした日は、普段使わない筋肉が悲鳴を上げる。
毎日、体力勝負の仕事をしているからと油断してたけど、結構体力落ちてるのかも。
そんなことを考えながら、顔に化粧水パックをして背伸びをした。
寝室の大きな鏡台は晴馬お手製のもので、
まるで女優さん気分を味わえてしまえそうな程、おしゃれ。
長い髪をブラシしながら最近は先端だけ緩く三つ編みをする。
パックを終えて、ミルクを塗り込んだら
先に就寝している晴馬の隣に滑り込んで、毛布を掛けて目を閉じた。
疲れてるせいか、あっという間に眠りに落ちた…。
はずだったのに。
後ろから晴馬の長い腕が忍び寄ってきて、抱きしめられた。
ぴったりと張り付かれても、そのまま抱きしめて眠ることもあるから、
私はぬくぬくの温もりに甘えるようにして再び眠りに落ちて行こうとした。
すると、お腹から忍び込んできた晴馬の手が私の胸をもみ始めた。
「くすぐったいからもうやめて」と言っても、
やめるどころか調子にのって感じやすい場所をひっかき始めた。
その手を捕まえて引きはがし、
お腹のところで捕まえておくと大人しくしているから、
もう大丈夫と思ってまた目を閉じた。
すると、今度は私の足の付け根から両手を入れて来て、
すごい力強さでパジャマのズボンをショーツごと下げられた。
片手で胸を、もう片方の手でアソコを撫でられて、逃げ出そうとしても抜け出せなくて。どんどん力が抜けて行って、筋肉痛なのにいつの間にか晴馬のしたいようにされて最後までイってしまった。
上に乗ってきた晴馬が激しく腰を動かしながら、トロンとした目を私に向けてつぶやいた。
「すっげぇ・・・リアルな夢だなぁぁぁ」
まさか寝ぼけてここまで出来る人だとは思わず、
私は彼の両耳を左右に思いきり引っ張ったら、わざとらしいぐらいに驚いて目を開けた。
「あれ?なに、これ。本当に俺…夏鈴と合体してる」
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