他愛無い日々 3

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そのセリフだけでも衝撃なのに、目が覚めた晴馬の攻めはあまりにも激しくて。 さっきのでもう十分感じやすくされたところを、口でしたり前から後ろから激しくかき回されて、一晩でどれだけの時間をかけてこんなに激しいエッチをするのか、底なしの性欲が恐ろしいとさえ感じた頃。 「夏鈴!!」 と、私の名前を悩しい声で唱えながら、 「……もう、ダメだぁぁぁ」と、居ながら急に力尽きた。 「寝ぼけてたせいだ。きっと、そうだ。 俺、イケないまましぼんじゃった」 すごく残念そうにそうつぶやいた。 汗ばんだ私の体に頬ずりしながら、 「もっとしたかったよぉ」と言ってまたまどろみの中に落ちていく…。 寝ぼけてここまで出来る晴馬を、ある意味すごく尊敬する。 だけど、この夜のおかげで翌日の筋肉痛はもっと激しくて いろいろ大変だったのは言うまでもなく。 …体、鍛えなくちゃ! End
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