3人が本棚に入れています
本棚に追加
/107ページ
「あぁ。
ごめんなさい」
謝って、
逃げるようにどこかに行こうとしたので、
急いで本を閉じて、
この主を呼び止めた。
「待って」
俺に声をかけてきたのは、
ポニテールの女の子だった。
俺に呼び止められた彼女は、
再び自分の所に戻ってきた。
そんな彼女に、
俺は改めて、
「さっきは、
いきなり声をかけられてびっくりしただけだから」
と彼女に対して左手を顔の前に持ってきて、
「大丈夫」と左右に振った。
最初のコメントを投稿しよう!