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「…寒い」
ふと目が覚めた
布団の中でうずくまる
今何時だろう…
枕元に置いてあるであろうスマホに手を伸ばした
時計は7時半を表示していた
頭がぼーっとしていて、目は長くまばたきをする
疲れた
生きてる事に
恋い焦がれるくらいに
早く死にたい
こんな気持ちが海の波みたいに周期があって押し寄せてくる
今度来る気持ちは「死にたくない、不老不死になりたい」だ
自分が面倒くさい…
そう思うたび死にたい気持ちが増えていく
こんな私はもう壊れてるのかもしれない
そんな思いながら再び目を閉じた
次目を覚ます時は婚約者が帰ってきた時だ
そしてプツリと意識が途切れた
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