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バロン「お前の企みは知っていたからな、あらかじめ仲間を読んでおいたのさ!!」
敵[だがこんな煙ごとき・・・・うっ!!、なんだ・・・急に意識が・・]
バロン「当たり前だ!それはただの煙玉ではない、睡眠薬を仕込ませた特性の煙玉だからだ!!」
敵「くそ・・・・俺の・・・意識が・・・・」
バロン[よく聞け!!、復讐はただ復讐するだけでは意味はない!!復讐の先に、夢やビジョンがあるかないかだ!!それを知らないお前は・・・・既に負けていた!!」
ちなみにバロンの意識が飛ばなかったのは、捕まる前にガブラナと言われる果実を食っていたからだ、ガブラナは食べれば三時間だけ眠りに負けない体を作ることが出来るらしい
エンディングに入る、ピッ
「・・・・夢やビジョンか・・・」
考えてみれば、俺は復讐ばかりで復讐の先の事なんかほとんど考えていなかった・・・・復讐を成し遂げたあと、俺はどうすれば良いのだろうか、梗子との誓いを果たした後何をすれば・・・そんなことばかり考えるようになった・・・・・・
そして数日後、梗子と少し話し合ってみる事にした、あれだけ反対した梗子と話し合うのは難しいが、なんとか二時間ぐらい話が出来た
話し合いの結果、取り敢えず自分が暮らしている今を楽しんでみる事にした、梗子もそれなら許してくれるらしい
そして今にいたる・・・・・
俺達がついた場所は、俺達が葛山に捕らえられていた元アジトだった・・・・そして俺は思っていたことを言った
「ところでその袋結局何なんだ?ついてからのお楽しみって言ってたけど・・・・」
『ああこれ?今中身を見せるね』
なぜか梗子は楽しそうに答えたそして梗子が取り出したのは
『じゃじゃーん』
「なにそれ服?」
『そうだけど?』
(服かよ!期待して損した!!)
『着てみて』
「え!?なんで!?」
『良いから良いから』
梗子に言われるがまま持ってきた服を着た
『おぉー似合ってる似合ってる♪』
「そ・・・・そうか?」
『さてと、着たとこだし・・・・私の話聞いてくれる?』
「話?別に良いけど・・・」
(話ってなんだ?ここでしなきゃいけないことなのか?)
『私と一緒に・・・・ここに二人の事務所作らない?』
「別に良い・・・・・え?、今なんて言った?」
『だから、ここに私達だけの事務所を作らない?』
「・・・・・・え!?なんで!?」
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