第1話「勝つのはチ〇コが強え奴だ!!」

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「キャキャ~ン~!!南野伐ちゃぁ~ん~!!!」 「屠殺(とさつ)される前の豚みてぇな悲鳴を挙げてくれよ、アッヒャッヒャッヒャ!!」 その声に。 伐は…!  ギ  ロ  ッ 立ち止まり、その観客を睨みつける!! 観客はその視線に気づき!! 「ホップラポヒョォーン!あったまキちゃうじゃない、その視線ンンー!!」 「ムカポンテにタマタマ潰されて『玉無し(ソプラノボーイ)』になっちまいな、フル〇ン太郎くぅ~ん!!」 と言い、他の観客達も。 「「「ゲラゲラゲラァ~ン♪♪」」」「「「オヒョヒョのヒョォー!!」」」 上機嫌だ。 そして、立ち止まる伐に対し、裸闘場のスタッフが。 「おい、ルーキー。マッパでマッハにリングに上がりな。」 と声をかける。   そ   の   時   で   あ   っ   た   ! ブ チ リ ! P e ッ ! ! 伐を煽(あお)った観客に『何か』が届く。 「ヒ ヒップラゲェたぁ~ん!?」 「何? こ これは…!?」   次   の   瞬   間   ! 「オギャァァァァァァアアアア ア ア ア ア ! ! ! 」 伐を促した裸闘場のスタッフが左耳を押えながら絶叫した!! 「嫌(イヤー)!耳(イヤー)が!!」   そ   し   て   そ   の   観   客   は   気   付   く   ! 「ギィヤァァァァアアアアアア ア ア ア ア ア ア ! ! ! 」 「み 耳だぁぁぁぁああああああ あ あ あ ! ! ! 」 「伐の野郎、スタッフの耳を、食い千切って、僕ちんに送り付けてきたぁぁぁぁあ あ あ あ あ あ ! ! 」 ジョッパァァァアアアアアアア ア ア ア ア ! ! その観客は失禁した。 その観客は理解したのだ。 伐と言う男は…!! 恐怖に値するビビっちまうぜファイターだって事にッ!!
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