おーさまになってエルフを導こう

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全員即落ち2コマだった。 その後徹底的に四天王とクイーンを攻略し尽くして、見事勇ぴぃになったのだった。 今全員におむつが装着されている。 全員足腰が立たず、トイレにも行けない状態なのだ。 そして最初の犠牲者は、ティアだった。 「いっぱい出まちたねー、すぐにきれいきれいしまちゅからねー」 「や、やめよ!私は赤子ではない!それ位自分で出来るわ!」 両足を持ち上げられ、物の付いたお尻を優しく拭われながら、ティアは叫んだ。 勿論敗者の言う事等聞かないけどな。 「はーい、奇麗になってすっきりちまちたねぇ」 「や、やめろー!」 全員がそれを見て顔を青くした。 「いやぁすまん、子供の世話しかした事が無いから、どうしても赤ちゃん言葉になってしまうんだ」 ニヤケた顔でそう言ってやると、全員がガクブルし始めた。 「必要なのは魔王じゃなくて勇者だったんじゃないですか?」 「そうね、必要なのは勇者だったわ・・・」 そうして嫁達とシエルは羞恥にまみれて一日を過ごしたのだった。 その日の入浴時間の事だった。 動けるようになった嫁―ズ+1は、従者を引き連れて、入浴中の俺に襲撃を掛けて来た。 「魔王タカヤ!積年の恨み!ここで晴らしてくれる!者どもであえぇい!」 と言うアリーの可愛い声が聞こえて、服を脱いだメイド10人と嫁―ズ+1が風呂場に入ってくる。 「ぬぅ!何奴!?」 絶体絶命のピンチに置いて、場の雰囲気に合わせてしまう自分のあり方が恨めしい。 「観念しなさい、魔王!明日は貴方に羞恥を味わってもらうわ!」 「多勢に無勢とは卑怯なり!ぬ、ぬわーーーーー!!!」 揉みくちゃにされながらクリティカルヒットを連発し、ちぎっては投げ、ちぎっては投げと、大善戦を見せたが、流石は四天王と言えようか、その勢いも嫁―ズ+1を前に衰えて行った。 その後の事は良く覚えていないが、最後の一人、エルマが驚愕した顔で俺を見つめていた事だけは解った。 だから俺も、最後の言葉を残した。 「お、俺を倒しても、必ずや第二第三の俺が現れるであろう・・・」 気が付けばベッドに縛り付けられて、身動きが取れなかった。 まぁ、縛られてなくても下半身が言う事を効かず、立ち上がる事すらできないのだが。 「目が覚めましたか?」 「ああ、とりあえず解いてくれないか?」 「それは出来ない相談と言うものだ」
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