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( 嫌だ_____ )
コイツの言う「トモダチ」がどんな物なのか。私は知り尽くしていて。声にならない悲鳴が、私の中で木霊した。
嫌なのに。私はコイツに逆らえない。
「 私ね。榛ちゃんのこと、大好きだよ!だから、今日のことも内緒にしてあげる 」
「 ___っ 」
可笑しいとは思っていた。今までは、散々私のことを罵倒して侮辱して傷つけてきたコイツだ。今回の事だって、コイツの計画の内だったらしい。もしも私が断ったら、今回の事を世間にバラすか?
いや、それよりも____。
「 ありがとう。私も、__のこと大好きだよ。仲良くしようね 」
ごめんね。トモダチには、なりたくない。
許してくれる?
それでも。
コイツは、冷たい微笑を浮かべ私の頬へ手を置いた。
「 っ冷た___ 」
頬が力んでしまう程冷たい手のひらが、アノ日と重なった。
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