アクトレス・ばあば
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(3) 「じゃあ、行ってきます」 昼食後、しばらくしてから彼女は動き出した。 「どこに行かれるんです?」 私は声のする方にひょこっと顔を出した。彼女はせかせかと歩いている。 「どこってあなた……稽古に決まってるでしょ?本番は今月末なんだから」 彼女はもう玄関で靴を履こうとしていた。私は慌てて駆け寄った。 「お待ちください! 私も一緒に行きます!」 すると、彼女は顔をしかめた。
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