ガラの悪いセンパイ。

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ガラの悪いセンパイ。

学校からそんなに離れていない ファミレスに到着した。 中に 入学したての一年なんていない。 ガラの悪いセンパイたちで溢れてる。 一際、目立つセンパイたちは一番奥を陣取り その周りのテーブルだけが空いていた。 ファミレスの店員がやって来た。 チラリと空いている席を見て 「あちらのお席でよければ直ぐご案内できますが……。」 「イク、どうする?」 「ヤバそうじゃない?」 さっきまでオレに噛み付いていた テラが情けない声を出す。 他のセンパイたちもオレらが アソコの席に着くか ニヤニヤしながら見ている。
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