ひとりぼっち

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予報通りだ、日没とともに雪が降り始めた。 仕事を終わらせ、早めに帰宅して良かった。 部屋に入り、テレビを付けて、暖房を入れて と思ったら、暖房の電源が入らない。。。 壊れてるw 思わず笑ってしまった。 なんだこの運の無さ。。。 そしてドラマでよくある展開。 深夜になるにつれて雪がどんどん積もる。どんどん寒くなってくる。 冷たいスマホを握りしめながら布団に包まる。 誰でもいい、 『雪、大丈夫?』 とメッセージをください。心配してください。 体も心も寒い、ひとりぼっちの雪の夜。。。。 と、思ったその時 インターホンが鳴った。 恐る恐るドアを開けるとそこには、 半袖姿の見知らぬ美女が。 夢か?幻か? すると、突然その美女が言った。 「私と一緒にカーリングしませんか?」 「そだねー」
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