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「すいません。娘の遺体かも知れないと連結がありまして……」
少女の母親だと思わしい人が現場に駆け付けてきた。
「お嬢さんの着ていた服でしたか?」
警察官が確認すると女性は頷いた。
「事情伺いますので、署までご同行お願い出来ますか」
女性が頷いたのを確認した警察官は女性と一緒に警察署へ向かってパトカーを発進させた。
女性はそのまま逮捕された。
実は少女の爪の中に僅かな皮膚片があったのだ。
少女の遺体は雪で守られていたために、不腐が進んでいなかったのだ。
少女は確かに雪だるまを作って遊んでいた。
でもあまりの空腹さに力尽きたのだった。
少女は朝から何も食べていなかったのだ。
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