幕末に来て、本屋さん!

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「そうだな…植える所用意するから、好きな花選んで植えとけ」 神羅に世界植物図鑑を渡して100メートルぐらいの空間を創った 「ありがとうございます!」 「覇羅はやることがなかったら神羅を手伝ってろ」 「分かった」 …暇だ 俺は暇つぶしが一番難しいような気がして来た さて、何をしようかな? 長州に行ってみようか…高杉晋作に会ってみたいし 「神羅、覇羅ー、長州行ってくるから、店よろしくなー」 「はい、行ってらっしゃい」 「行ってらっしゃい」 転移を創造し長州まで来たが… ここ何処だろう? 店も無く、ただ竹がたくさん生えている 「どうしよう?」 …立ち止まっていても仕方ないし歩くか 歩いていると、黒髪長髪で眼帯している男と茶髪の男が殺し合っていた 「ねぇ、旅館ってない?」 聞いてみると、二人してこちらを見て来た 別に二人もいらないんだけど… 「貴様、誰だ?」 黒髪の方が聞いて来た 「だから、旅館ないの?」 「ここから北の方角で真っ直ぐ歩けば桜林という旅館があるよ」 茶髪の男が答えてくれた。黒髪は俺を睨んでいる。 「おい、栄太郎。こいつ変だ」 黒髪が茶髪に言った。茶髪は栄太郎というらしい。 …栄太郎って確か吉田稔麿の前の名だったよなぁ? 「変ではないだろう?よくいる人の格好だろう?何処が変なんだ?」
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