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そうこう悩んでいるうちに、受信を知らせるランプが点滅した。
スマートフォンを開いただけで、胸が高鳴る。
ドキドキ。
なんだろう?
こんな感覚、知らない。
『じゃあ、明日どっかいかない?』
その文字を見ただけで、胸の高鳴りは最高潮に達していた。
どうしよう。明日、輝とどこか行くなんて。
心臓もつかな…?
『いいよ。』
そんな心配をしながらも、私は了解の返事を送った。
こんなに早く返信して暇な奴って思われていないだろうか。
それとも、ずっとスマホを見てるなんて寂しいやつって思われたんじゃないだろうか。
変な妄想が私の頭をいっぱいにし、早く返信を返したことを少し後悔した。
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