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その道は、周りが木々に囲まれているせいか、野鳥の声が聞こえてくる。
どんな鳥だろう?
上を見ながら、歩いていると、だんだんと傾斜になってきた。
少しキツい。
そして、
「わあ!きれいな桜!」
道が終わると、そこには大きな桜の木が腕を広げて立っていた。
今まで見たこともないような妖艶で華麗な花。
幹も一本一本が立派でまるで生きているよう。
もしかすると、本当に生きているのかもしれない。
この世のものとは思えなかった。
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