4 お前はただの脇役だ

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私の前には光太郎の広い背中。 胸の奥はトキメキでキュンキュンしてる。 なにこの最高のシチュエーション。 ソーセージのくせにたまには役に立つじゃないーーはっ! ちょっとまって。 少女漫画で読んだことがある展開だが、素晴らしい計画を思い付いてしまった。 今みたいにソーセージを使って光太郎にヤキモチを妬かせる。 ↓ 光太郎は私への想いを確信して手離したくなくなる。 ↓ ラブラブになる。 私、天才。 完璧なる計画が出来上がってしまった。 自分の素晴しすぎる作戦に鳥肌がたってしまうほど。 脇役は脇役で使えるだなんて知らなかったわ。 光太郎の心を動かすために、壮清には頑張ってもらおうかしらね。
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