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私の前には光太郎の広い背中。
胸の奥はトキメキでキュンキュンしてる。
なにこの最高のシチュエーション。
ソーセージのくせにたまには役に立つじゃないーーはっ!
ちょっとまって。
少女漫画で読んだことがある展開だが、素晴らしい計画を思い付いてしまった。
今みたいにソーセージを使って光太郎にヤキモチを妬かせる。
↓
光太郎は私への想いを確信して手離したくなくなる。
↓
ラブラブになる。
私、天才。
完璧なる計画が出来上がってしまった。
自分の素晴しすぎる作戦に鳥肌がたってしまうほど。
脇役は脇役で使えるだなんて知らなかったわ。
光太郎の心を動かすために、壮清には頑張ってもらおうかしらね。
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