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次の日、大学に向かう途中でグイっと腕を引っ張られた。 とっさのことに驚き、はっと振り返るとそこには怒った顔をした輝が立っていた。 「ちょっと来て」 そういうと、手を引かれ裏庭まで連れていかれた。 何が何だかよく分からず、輝の後ろを歩いていく。 輝が立ち止まって、私も同じように立ち止まった。
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