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結局そうなんだ。
男の人はみんな、時が経つにつれ変わってしまうのだ。
輝は違うって思っていた。
けれど、その彼は今甘い香水の香りを漂わせて家に帰ってくる程までになってしまった。
もう、この関係を続けていくのは無理なのかな…?
離婚はしたくないな…。
そんなことを考えながら、泣き続けていると、扉が勢いよく開いた。
「何で、泣いてるの?」
そこには、扉の前に佇んで、こちらを見ている輝がいた。
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