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「輝は、私といると困った顔をするよ…?」
私がそういった途端、彼はこちらに向かって歩いてきて、私の前でしゃがむと視線を合わせてきた。
「うん…」
「輝は、私のこと好きじゃないよね…?」
「はぁ?何でそうなるんだよ?」
「だって、結婚したのも、元カノが理由でしょ?それに、最近すごく素っ気ないし、触れてもくれないじゃん…」
そこまで言うと、輝に唇を塞がれてしまった。
輝の唇で。
久しぶりのキスは涙でしょっぱかった。
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