56人が本棚に入れています
本棚に追加
「ごめん…。何か、ダメだな…感情的になっちゃった…。もう拒否しないようにするね…」
少し冷静になってみると、私の言っていることはめちゃくちゃのような気がした。
輝が言うように、私が拒否してしまっているんだったら、それは申し訳ないことだ。
輝の気持ちも知らないで、私は知らず知らずのうちに輝を傷つけていたことになる。
「だから、いいよ…?してよ…」
私のせいで輝が冷たくなってしまったなら、私が受け入れればいい話だ。
大丈夫。輝は圭吾と違うから。
だから、絶対大丈夫。
私は目をぎゅっとつむって横になった。
最初のコメントを投稿しよう!