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今度はどんな職業にするか、一覧が表示された。
剣闘士、騎士、暗殺者、槍使い、魔法使い、格闘家などたくさん職業があった。よくわからないものもある。
俺は魔法使いを選んだ。
「ふーん、魔法使いか。それじゃ、私は......」
水菜は剣闘士を選択した。
ロード画面が表示され、しばらくすると、俺の目の前にはたくさんの木が広がっている。
「映像リアルだね」
水菜は赤いマントを身にまとい、腰に剣を携えていた。
「そうだな」
俺は自分の服装を確認すると、黒い帽子と黒装束を身につけており、手には木でできた杖を持っていた。
「レディ......ファイ!」
ゲームの開始の音が俺の耳に鳴り響いた。
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