touch 432

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ああ、いいなと思って。 今までの強くて堂々とした姿よりも、 こんな風に不器用さ丸出しの笑顔で 将来の夢を語る修平さんの方がずっといい。 あの強さはハリボテで、 これからは本当に強くなろうとしているんだね。 「ふ、ふふふ、ふ…」 信号待ちしているとハンドルに額をつけて 修平さんが不気味な声で笑い出す。 「こ、こわっ。思い出し笑いなの??」
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