touch 432

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その横顔を見つめながら、私は決心する。 …この人をメチャクチャ幸せにしてやろうと。 「なあ、真理恵」 「うん、なあに?」 信号が青に変わり、ゆっくりと車が動き出す。 それがまるで背中を押されているような 不思議な錯覚に陥る。 「俺、なんだかワクワクしてる。 こんな気分、生まれて初めてだ」 「わ、私もワクワクしてるよッ」 運転中なので、一瞬だけ修平さんが私を見て、 それから同時に前を向く。
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