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「こんな所で悪いけど緋雨ちゃんそこに座っていいよ」
「あ……ありがとうございます」
小さくお辞儀をしてから腰掛け
「なんか診療所というか実験室ですね」
緋雨がそう言うと
「あっははは!間違ってない」
白皇は高らかに笑い
「まぁ来る人によってここは診療所でも実験室でもなく処刑場だけどね」
そう笑いながら続ける
「そんなことより!!」
緋雨は慌てて
「黒影さんです!よくわからない伝言ですし!どうすれば」
そう声を張り上げるが
「落ち着いて緋雨ちゃん。大丈夫だから」
白皇は声のトーンを変えず緋雨を宥める。
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