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ぼーっとしていた黒影の脳に部屋に入る前、白皇から尋ねられたことが再生される。
「黒は誕生日会で一緒に祝ってあげないの?」
その言葉に対し黒影が返した言葉は
「閉店してた店を誕生日会があるからって開けては怪しまれるでしょう、嘘を突き通すために私は私情で出かけて店にいないことにすればいいです」
だった。
しかし、白皇は折れなかった。むしろ疑いの目を向け
「んな事言って、違う理由があるんでしょ?」
と鋭いところをついてきた。
黒影は溜息をつき
「私は騒がしいのが嫌いなんですよ」
と答えるが
「嘘」
とまたも否定されてしまった。
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