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え～と、
トンカツと鳥唐は、
もうテーブルに乗せたし。
この前、
だし巻き玉子美味しいって、
言ってくれたから。
今日は鰻を入れて、
鰻巻きにしてみたけど、
美味しいって言ってくれるかな？
後、茶碗蒸しと～、
定番の肉じゃがも完成。
ご飯は多目に炊いたし、
後はお味噌汁くらいで良いかな？
あ、サラダも要るか！
サラダ作ろっと。
お刺身も買っときゃ良かったかな？
刺木さん・・・、
沢山食べるからな～。
全然足りないかも知れないな～。
食べてくれる人の顔を、
想像しながら料理作るのって楽しい！
あ、そろそろ時間だな～。
サラダも出来たぁ～！
お味噌汁は食べる直前にお味噌入れて、
風味を飛ばさないようにしないとね。
プルルルルルル・・・。
インターホンが鳴った！
刺木さん来た！
「は～い！」
返事をしながら玄関に行き、
確認もせずにドアを開けたら・・・、
「た、達也・・・。」
私を捨てた男だった・・・。
「小夜・・・。」
「何しに来たの？」
「ゴメン・・・、
もう一度やり直したい。」
「帰って！」
「小夜・・・、
やっぱり俺はお前じゃなきゃダメなんだ！」
達也はそう言って、
私を抱き締めた・・・。
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