サクラは満月の夜に花を開く。

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俺が階段を一段降りた時、 「きゃああああっ!ちか~ん!」 佐倉さんが悲鳴を上げた! 慌てて引き返し、 佐倉さんを襲ってる、 痴漢野郎の襟首引っ掴んでブン投げた! 「てめぇっ!  何してやがる!  この痴漢野郎がっ!」 俺は痴漢野郎を怒鳴りつけた! 「いや!痴漢じゃない!  俺は小夜の・・・、」 「気安く呼ばないで!  気持ち悪いっ!」 何か言いかけてる痴漢野郎に対し、 佐倉さんは吐き捨てるように言う。 「てめぇ!  階段降りて帰るか、  ここから投げ捨てられるか、  選べっ!  ごぉー!  よんー!  さんー!」 三まで数えたら、 走って階段降りてった。 そしたら佐倉さんが、 俺の背中に抱きついてきた!
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