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「神帝認定とマントはいつになるのか気になるけどニコラスがギルドにいるんだろうから、ニコラスに伝えておいてください。
家は今建てようとすれば簡単に建つんで、多分。
とりあえず大丈夫です。
これから何をしますか?
お茶もなくなりましたけど...。」
ケントは少しカップにあまっていたお茶を飲み次の話題を催促した。
「ケント、俺忘れてたことがある...。
まだギルド登録途中だったよなぁ。」
ニコラスは苦笑いで遠い目をしながらそう言うとケントはそれ最初にやらなきゃいけないやつだと思ったのか、はあ!?と声を上げた。
すると今まで黙っていたウェンリーが口を開いた。
「勇者がいくら嫌いで会いたくなくても、やっぱり学生の年齢だからな。学校には行かないとだろ。
ルナタニア学園に行ってほしいけどな。
俺もというか帝がたまに覗きに行って授業見学兼先生やったりするしな。ケントの練習を眺めるのは有意義だろう。」
4人による長い沈黙が続き意を決したのかケントが口を開いた。
「じゃ学園行こっかな。
ハーレム又は逆ハーレムになりそうだったら俺恋人いるから、恋人の理想も高いからで流すとします。
俺が元いた学校では俺の顔を知ってるのってほとんどいなかったですし。
勇者は俺の事友達とか思ってたらしいんですけど、根暗君とか呼ぶし。
髪整えれば俺は勇者よりイケメンだったけどなっ!ついでに今も。」
と言い大笑いをしたケントを三人はポカーンと眺めてしまった。
「ケントが良いなら学園の手続きしておくから。
いろいろ決まったら、学園の事もニコラスの方に伝えておくからニコラスに聞いてくれ。
ニコラスもよろしく頼む。」
「了ー解了ー解。
なーんかまた誰か近づいてきてるんだけど。
二人、風帝と闇帝かな。カップル帝が来たな。
さてなんの御用だか。」
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