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「あ。よろしくお願いします。
なんか神帝になる予定のケント・ミランダです。」
「こうしてまた顔面偏差値高い奴らが増えていくんだよなぁ。
今いないのってガキの雷帝、水帝、火帝と、学園長の土帝と、ギルド受付の光帝と、無駄な偉丈夫なまけ野郎の炎帝か。
炎帝のてか、リヒトって普段何してるだっけか。
無職ってのはねぇーよな?
あ?教師か。
ルナタニア学園1-S担任で薬学、回復魔法系担当の教師か。
ちなみに俺は、魔道具・武器屋を自営。
豆知識として学園生徒三人は親がとか、貴族がとかで帝になってるからそこらの学生より強いだけ。
でもう一つおまけするなら、女二人は親の力と権力に酔ってるだけの面食い。」
どうやらケントを気に入ったようで、ケントに視線を送りながら空いてるソファーに腰を下ろした。
そうするとニコラスはキッとシンを睨んだ。
ニコラスはケントの隣に座っているのでニコラスがシンを睨んでいるのが見えはしないが、シンが一瞬自分から目をそらし自分の隣に座っているニコラスを見てニコッと怪しく笑ったので、どうしたのだろうかと隣にいるニコラスを見た。
「ニコラス何やってるの…。
そんなにシンさんを睨んだりして。
あ。察し。」
ケントはニコラスにだけ見えないようににやぁーっ企んでる表情を浮かべ思い立ったら吉日、速攻ジョンに念話を送った。
「(ジョンさん!
突然念話すみません。
ニコラスに意地悪というか嫉妬させるのに力貸してくれませんか?
あ。ついさっきニコラスと恋人になりました笑)」
「(良いよ良いよ楽しそうだね。)」
「(ありがとうございます。
シンさんを借りてもいいですか?)」
「(どうぞどうぞ~。
キスとかエッチな事しなければ良いよ。
お膝の上に座るとかね。)」
二人して表情を出すどころかニコニコである。
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