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書き文字と音楽
紀伊半島を一周する旅から帰ってきました。ガッツリ雨に祟られましてね。どうせ雨女ですよ。
さて、志摩スペイン村からアドベンチャーワールド南紀白浜。テーマパークを二つ梯子して得たことは、魂を揺さぶるような興奮と、文章って何だろうという疑問。特に白浜。音楽の演出が素晴らしいですよ。神的。
どうあがいても現実のライブ感に書き文字は追い付かないんですよ。そのギャップをどう埋めるかというのが今後の課題。
それは数え切れないほどの先人がぶつかってきた壁で、崩す手段は必ずあるはず。でなきゃ、小説という表現手段はとっくに滅んでます。
ただその攻略方法は個々人の数だけあって、小説家いや、表現者なら誰でも独力で再発見しなければならない。そして答えは既に大勢が出しています。
ありふれた例がグルメ番組。味覚を視覚で置換できるなら、書き文字一つで五感を記述できるはず。そもそも古文書に挿絵はないんですよ。なのに、雄大な歴史を物語っている。
で、わたしが痺れたのはBGMの使い方。間の取り方といい、シンクロ率といい、絶妙なんです。
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