レイナ誕生

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「草原の、もっと奥にいくよ、やってみよ」 ブラックコンドルいついて、奥に進んでいくと、狼が出てきた。 ブラックコンドルが、狼を剣でたたいて、 「こいつ、もういけるよ」 わたしが木の棒でたたくと、狼は倒れ、いきなりレベルがアップした。 「あと5体倒すとレベル3になるはず」 言われたとおり、ブラックコンドルがパワーを減らした狼をたたくと、どんどんレベルが上がり、あっという間にレベル3になった。 「もう遅いし、今日はこれくらいにしとこうか。 明日の夜は来れる?」 時計をみると、もう1時を過ぎていた。 時間がたつのあっという間だな 「はい、来れます」 「じゃぁ、明日でレベル5にして、魔法使いになろう。 ちゃんと勉強するんだよ、」 そか、受験生なんだもんね 「はーい」 「かわいいね、レイナちゃん、おやすみ」 そういってブラックコンドルは街に戻っていった。 かわいい、なんて、ひさしぶり、どれくらぶりだろう? もともとかわいげのない女だから、かわいいなんて言われたこと、記憶にないくらいだ。 おやすみ、って言葉を男の人と交わすのもひさしぶりだな。 なんだか、ひさしぶりに、ほっこりとした、温かい気持ちになった。
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