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美し過ぎる高校生
「いやぁ!!助けて!!!」
空飛ぶ円盤に反重力で
吸い込まれそうになる美少女の私。
そんな私を見て狼狽えるだけの役立たずな下僕達。
ファンクラブ活動という名目で
私をただストーカーするだけの
非生産的な毎日送ってる連中に
何か期待する私が愚かだった。
『地球人ノ中デハ上玉ダ》
『コノ小娘、連レ帰ルゾ》
※架空の宇宙語のつもりです
円盤の中から垣間見えたのは
人間と全く姿が違う喋る生き物。
何を話してるかは分からないけど
とにかく不快と恐怖で
私は命が消える事を覚悟した。
『その子を離しなよ!》
そんな美少女の私を救ったのは、
イケメンな王子様ではなく
彼等みたいに奇妙な声を発する
地味な外見の親友(仮)だった。
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