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「……あなたはリーダーになった後、楽しかったですか?」
「えっ?」
「パーティーに入って、冒険者として活躍しランク上げしている時は楽しそうだと思いました。そしてリーダーになって、私を馬鹿にしている時も……その後は? 私がいなくなった後、楽しかったですか?」
「それ、は……」
「……申し訳、ありません」
恵理の問いかけに、言葉を詰まらせたグイドを見て――恵理は、深々と頭を下げてそう言った。
「私と、アレン……あなたのお父様は、あなたに『嫌なこと』を押し付けてしまいました」
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