変な時期の転入生

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変な時期の転入生

俺と和也は翌日学園に戻ることにした。 冬休みとあって人は少ないがチラホラ「キング様ー!!」やら「ナイト様ー!」が聞こえてくる。 それにぐったりしていると。 「遅かったやないか、楓鵺、和也。」 「馨!なんなんだ?呼び出しって。」 「まぁまぁ、そう焦らさんな。ここが、楓鵺の叔父こと晴明さんが理事長してる事を知ってるのは俺と和也と楓鵺だけだろ?その晴明さんからの伝言や。風紀を乱す者が来ると警戒しとけとな。晴明さんがそう言うさかい…相当やばいんやろうな。後、街でも風紀を乱す者が現れてまんで…王。」 「あぁ、そうだな。晴明さんが…そうか…ちーっと面倒になるな。馨、和也此処に結界をはるがそれは緋紅に任せることにして、お前達は必ず式神を常に出しとくように。ここに通う親戚に伝えな。そして、親衛隊や生徒会、風紀委員にも結界を。それと、馨。それはここでは言うな!夜集まるぞ。和也も来いよ。」 風紀を乱す者…ね。…嫌な予感しかしないな。 彼奴じゃなきゃいいんだが…。
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