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心霊事務所
この間、出逢った日向さんの事務所に行くことに。どうやら、神社近くに事務所があるとの事。
何か持って行った方がいいかと思い、和菓子を持っていくことにした。
道路に面している建物の2階が事務所とこの間言ってたがすぐにわかった。
「すみませーん、日向さんいますか?」
シーンとしてるが途端、ガタガタとポルターガイスト現象が起きびっくりしてると
「ご、ごめん。びっくりさせた?俺の狐が君の狐様に驚いて慌ててるんだ」
ん?となりがら聞いてみると
「君の狐様はそれはそれは偉い狐様なんだよ。僕の狐は下っ端なんだよ、僕が教えてなかったからびっくりしてね笑」
「緋紅、俺そんなの聞いてないんだけど…」
「ありゃ、言うとらんかったか…すまんすまん笑」
「はぁ…これからはちゃんと言えよ。困るの俺だから。」
「そりゃそうだな。わかった」
「緋紅様何故このような小童に憑いておられるんですか」
「お前は楓鵺の霊力も分からんのか!?だからお前はいつまで経っても下っ端のままなのだ!!」
「ひぃっ!?すみません…楓鵺様」
「いや、別に気にしてないけど、日向さんこの狐の名前はなんですか?」
「虹矢。虹に矢と書いてこうやって読むよ。」
白い狐…でも、首辺りに虹色の勾玉をつけてるでも、どこか懐かしい様な…懐かしい?おかしい。俺は知らないはずだ。
「虹矢…いい名前じゃないか。俺はこれからお世話になる楓鵺楓と鵺と書いてふうや。よろしく」
これからが楽しみになっているのが自分でも、わかる。
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