第貮章☆帝都大戦

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標的の群れ目掛け、 皆一斉に攻撃を浴びせる! 二・二六事件の将兵達は、 アダマンタイト製の銃弾を浴びせ、 蠍型なメーサー成仏光線車は、 尻尾のパラボラから、 凄まじい雷撃の様な成仏光線を放つ! 斬弩は大弓とは思えぬ連射速度で、 次々と直霊エネルギーの矢を浴びせ、 投斬器はフル回転して、 直霊エネルギーの斬撃を投げるける。 それにより多くの標的怨霊達は爆散し、 文字通りの弾幕となって侵入を防ぐのだが、 一向に標的怨霊の群れが途切れる事は無い。 「畜生!数が多過ぎる!」 「奴ら一体幾ら居るんだ!?」 「いいから撃て撃て!」 龍の様に大型の標的怨霊は、 アダマンタイト弾や成仏光線に怯まず、 巨体をくねらせ直霊矢を交わすも、 直霊斬撃で長い体をぶつ切りにされる。 「どうだオラァ!」 不良仙人の鬼蔵は、 次はこの調子で萩を両断出来ると確信した。
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