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雑貨屋さんから街に戻ると、メニューから、素材合成というコマンドをタップ。
使う素材をスロットに入れて、合成ボタンを押す。
カンッ カンッ カンッ
───合成に失敗しました。
そう画面に表示されたのを確認すると、無言でもう一回、合成ボタンを押す。
カンッ カンッ カンッ
───合成に失敗しました。
カンッ カンッ カンッ
───合成に失敗しました。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧が出来ました。
奏「4回目で成功か………。上々だな」
思わずそう呟くと、続いてランクを上げる。というボタンを押す。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧+E が出来ました。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧+D が出来ました。
カンッ カンッ カンッ
───失敗しました。E→Dになりました。
カンッ カンッ カンッ
───失敗しました。
カンッ カンッ カンッ
───失敗しました。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧+D が出来ました。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧+C が出来ました。
カンッ カンッ カンッ
───失敗しました。C→Dになりました。
というのを約10分続け…………。
カンッ カンッ カンッ
───蛮族の鎧+Aが出来ました。
奏「終わった~!!」
思わずそう叫んでしまった。
この +A というのは確率で言うと、10万分の1。
物凄くレアで、マーケットで売ると、500万ぐらいする。
とりあえず完成したことを伝えなければ……。
舞央「出来たよ。鏡ちゃん、プレゼントするわ」
鏡「えー?何を?」
mai「また作ったの?」
YUI「相変わらず規格外」
mai「@鏡 間違えて売ったら怒られるよ」
鏡「なんでー?」
舞央「他のゲームで言うと、最高ランクのレア度で、雑貨屋に売ると安く叩かれるから」
鏡「キャラ違うくないー?」
舞央「生産パラだから。これから潜るで魔職にする」
mai「了解。たいちょー」
鏡「まって、着いてってないの私だけー?」
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